【年頭所感2013】物議を醸す、を楽しむ年


明けましておめでとうございます。丑田です。
2013年の始まりはフィリピンにて、屋外で”カンナムスタイル”が大音量で鳴り響く中迎えました。

フィリピンの元旦

少し遅ればせながらの1月5日、自宅近くの富岡八幡宮に初詣に行ったのですが、この日本の年始の境内の空気感、寒空の下での晴れ晴れした感覚や、餅つきをしている様子、見慣れた屋台の並ぶ雰囲気、改めて好きだなぁと実感しました。
深川の下町で育ち何となく毎年過ごしてきた年始も、色々な世界と触れ合う機会が増える中で、改めて深く染み入ってくるように思います。

さて、仕事はじめにあたり、今年の意気込みを少しばかり書いてみます。
(ハバタク、としての2013年の動きについては、別途まとめさせて頂きます。)

「物議を醸す、を楽しむ」

年にしたいと思います。

韓国のローカル食堂にて物議を醸す小原

最初からみんなが「いいね!」というものって、往々にして、割と普通だったりするし、世の中に強烈なインパクトを与えられるものではなかったりする。

ガリレオの地動説は裁判になるほどに物議を醸したし、
ジョジョはジャンプでいつも後ろに載っていたけど今やルーブル美術館で展覧会をやるに至っているし、
iPhoneのタッチパネルは、最初多くの人たちが使いづらいといって大反対だったし、
後の評価がどうなるかはまだわからないけれど、エヴァンゲリオンの映画版も、賛否両論の大激論。

・・・と、例を挙げると枚挙にいとまがないが、今現在、世界的に優れた評価を受けているもの、「本物」と言われているもの、世界を変えているものって、初めて世に出てきた時は「物議を醸した」ケースが多い。
イノベーション=物議を醸す、といっても良いと思う。
(別に物議を醸そうと思って出したわけではなくて、本当に価値のあるものを世の中に出そうと思ったら不可避的に物議を醸した。)

これまでハバタクとして2年数ヶ月活動する中で、新しい学びのあり方や、共創のあり方を一つ一つ全力で創ってきた。
多くの方々から応援して頂いたり、共に活動させて頂いてきたけれど、「物議を醸す」ということの深淵までは、まだまだ貪欲に潜る必要がありそうだ。

「物議を醸す」要因としては、「取り組み自体の深さ・尖り具合」が本質的に重要だけれど、「情報に触れる人の幅」という視点も関係してくる。
極めて身近な仲間の中では「いいね!」だけれど、世の中的には「えっ、意味分からん?!」「それ本当にいけるの?」というもの。これは幅広く色んな方々と会話したり情報を発信する中で、生まれてくるもの。
でも、そういうものって、中々に筋が良い可能性が高い。世の中の常識や前提から外れている場合が多く、新しい価値観や文化の芽吹きになり得るからだ。

「え、そんなのリスクとって行きたい人いるの?」「どれくらいお金出す人いるかなぁ?」
「マーケットちっちゃそうだけどやる価値あるの?」
といった言葉が来たら、
「おっし、きたきた」と思うようにするのだ。

イノベーション、とは物議を醸すものだし、最初から全員に刺さる必要はない。
その状況を、不安でやめる、のではなく、楽しみながらより良いものに昇華していくことが、イノベーターのマインドセットだと思う。
そして、多くのネガティブなコメントをただ素直に受け入れてしまうと、取り組み自体がどんどん平準化していって、小さくまとまって普通のものになってしまうので、自分達の拘り抜いた軸はぶらさないように舵を進めていく。

一方、決して机上の空論ではなくて、しっかりしたビジョンを見据えながらも緻密に考え抜いて、しっかり実現可能性を持ったものにしていく。

2012年の後半からは、少しずつ、世の中に物議を醸しそうな「芽」を生み出しはじめる事ができたように感じている。
2013年、これらの「芽」が果たして物議を醸しながら、世界にインパクトを与えるものに成長していけるかが勝負だ。

まだまだ自分自身が途上にあって、「イノベーションとは!」みたいなことを声高に叫ぶ説得力もつもりもないけれど、意気込みはそんな感じでいきたいと思います。

一言で説明すると、タクトくん(ハバタクのロゴのキャラクター)は、”バサバサ”羽ばたくんじゃなくて、“ビュウィ〜〜〜ンッ!”と非線形な動きをして、画面の外に振り切れて飛んでいくイメージでいきます。

清里高原にて、著者近影

2013年1月吉日
丑田俊輔

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