『WE ARE THE WORLD』 日越の共創で、世界は変えられるか ~共創型ツアー最終日~


7日間のツアーも、とうとう最終日を迎えました。

このCo-Creation Journeyを通して、
日本人の学生、ベトナム人の学生たちが得たものとは?

最終プレゼンテーションに向けて、ディスカッションはヒートアップ

この7日間の集大成として、 各チームが『ベトナムの社会問題を解決する』、
クリエイティブなビジネスプランをプレゼンテーションしました。
ベトナムでリアルに社会問題解決に取り組む起業家から、直接フィードバックをもらえることもあり、
みんなの表情は真剣そのもの。
よりよいものを創り上げようと、チームでとことん話し合います。

課題に集中するあまり、
時にはディスカッションがけんかのようになってしまったり、
英語でうまく言いたいことが言えず、納得いく議論が出来なかったり、
リーダーシップをどうとっていくかで戸惑ったり…。
参加者たちは、国際チームで成果を出す難しさを感じながらも、
最終プレゼンに向けた資料が完成したときには、思わず笑顔でハイタッチをするなど、
何かを共に創り上げる興奮、喜びも感じていたようです。

とうとう、最終プレゼン!

2チームのビジョンは、
「環境に優しい家庭用炭を、どうやってベトナム社会に広めるか」
「障がいをもつ人々の暮らしをよりよくする」
大きな理想に向かって、それを実現するための具体的なビジネスプランを発表します。

英語が苦手な参加者も、果敢にプレゼンテーションに取り組みます。
利用者のニーズを元に、炭のプロモーション作戦、エクササイズ可能な車いす、
障がいのある人にフォーカスしたフリーペーパーなど、様々なクリエイティブなプランが飛び出しました。
社会起業家からは、「ビジネス」という視点から鋭いフィードバックを受け、
「社会を変えたいという思い」だけでは成り立たない、社会起業の現実を参加者は痛感したようです。

To Wrap Up Our Co-Creation Journey…

参加者が得たものとは

最後の夜は、7日間の思いが詰まった会場で、ピザパーティ!
パーティの楽しい雰囲気の中にも、いよいよお別れが近いことを感じ始めます。

7日間、共にワークショップを行ったり、バイクでフィールドワークに出かけたり、
美味しいものを食べたり、本気でビジネスプランを考えたり、
友だちよりも、家族よりも、恋人よりも、
たくさんの時間を共有した仲間たち。
全員に、思いを込めてシークレットレターを書きます。
どんなことが書いてあるかな?
わくわく^^*

ここでハバタクから、サプライズ!
『Habataku Award』
ツアーの参加者みんなの、素敵なところを一人一人表彰しました。
Positive、Cheerful、Harmonious、Coolなどなど、13人全員の魅力が光ります。

写真入りマグカップ贈呈!
ツアーのビデオクリップを見た参加者たちは、
たくさん笑いが起こり、本当に楽しそうでした。
この7日間の体験を改めて振り返っていたようです。

『WE ARE THE WORLD』

嵐のように過ぎていった、7日間。
気付けばあっという間ではありましたが、
学ぶことはたくさんありました。
実は、
このツアーには私自身、参加者として参加していました。
自分がチームの中でどのような役割を果たせばよいのか、
迷う場面がたくさんありました。
正直、失敗の方が多かったです。
思い通りにならないことも含めて「実践」から学び、
周りの人の思いや声に耳を傾け「共感」し、
「共創」していくことの楽しさとパワーを感じられた7日間でした。

『WE ARE THE WORLD』

プログラム中のパーティでみんなで肩を組んで歌った歌です。

国境という枠を超えて、
未来の新しいリーダーたちの出会いは、
世界をよりよい場所に変えていく第一歩となると、強く確信しています。

杉江 美祥

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